« 条件反射 | トップページ | 新米 »

2006年7月23日 (日)

「コシヒカリ」の原種

百姓米上野さん 農家紹介

綺麗に撮れた「稲」のお写真ですね、中央に白く写っているのは、「稲のオシベ」だと思います。稲の花は年に一度1~2時間しか開かないのだそうです。稲にとっては一生に一度だけ、しかも1時間ほどで開花は終わります。

「花も実もある人生」と生きたいところですが、「花は短いが実りは長い」稲の一生です。このお写真は開花がすでに終わり、一度開いた「もみ」が閉じたところでしょう、白い「オシベ」が外にはみ出したまま「もみ」が閉じたという状態だと思いますが。違ったら上野さんお知らせください。

「百姓米上野」さんでは、「コシヒカリの原種」を栽培されているそうです。「お米の品種」というのは「種(タネ)の種類」ということですが、コシヒカリ、秋田こまち、ひとめぼれ、ささにしき等、登録されているものだけで何百もあります。

しかし、「コシヒカリ」だけとりあげても、何度も品種改良が行なわれてきました。もちろん日本では、DNA(遺伝子)の操作などではなく、品種どうしの掛け合わせで研究されているそうです。

私たち米業界の者も、初期の「コシヒカリ」はもっと小粒だったとか、もっと「味」があったとか、いやいや「ねばり」が良かったとか、と話します。確かに「コシヒカリ」のデビューはそれまでの品種との味の差にショックを受けた米業界でした。

初期の「コシヒカリ」は、台風に倒れやすく、病気にも弱い性質であったと聞きます。しかし、なんと言ってもそれまでに無い、美味しさを備えた「コシヒカリ」は、当時の硬直的な「食管制度」のせいもあり、消費者が望む銘柄を自由に仕入れられなかったことで、幻の銘柄米として一機に「コシヒカリ」の人気に火が付いてしまったのです。

そうすると、全国的に「コシヒカリ」の作付けが始まり、農業経営の観点から安定的に収穫を得るために、品種改良の必要があったということでしょう。

やっぱり、私も昔の方が今より小粒で味が少し良かった気がします。

|

« 条件反射 | トップページ | 新米 »

コメント

『こちらアット農家社長』にとりあげていただいて、ありがとうございます。お話は間違っていませんでしたよ。さすがです。今年は、咲いてるところを、撮ってみます。
ブログ王決定戦頑張ってください。b(゜口゜)b

投稿: 百姓米上野 | 2006年7月27日 (木) 22時00分

「百姓米上野」様コメントを付けて頂きありがとうございます、今後も美味しいお米を楽しみにしております。

投稿: 菅原です | 2006年8月 2日 (水) 12時02分

この記事へのコメントは終了しました。

« 条件反射 | トップページ | 新米 »